STORY14
『融合』WEDDING 〜人が行き交う町〜
シンボルツリーを中心とした町をつくる。
5つの空間にわけた会場は、おふたりの想い描く空間をゲストと共有する場所。
MOVIE
DETAILS
- [ LOCATION ]
- IDOL
- [ THEME COLOR ]
- PINK / PURPLE / GRAY / GREEN
- [ STYLE ]
- ユニーク
- [ CATEGORY ]
- 宴内人前式
THE STORY
− プロジェクト、始動
型にはまった結婚式はやりたくなかった、というおふたり。
特に新郎様には強いこだわりがあり、当初は理想とする結婚式ができないのであれば結婚式そのものをしなくてもいいのでは、と考えていたそうです。
そんな折、信頼のおけるデザイナーと数年かけてつくりあげたご自宅が完成し、新居のお披露目という意味もかね自宅で結婚式を挙げることを思いつきました。
しかしながら、いくら検索をしてもなかなか答えにたどりつけなかった、と言います。
ようやくフリーのウェディングプランナーという存在を知り、結婚式場ではない場所で、自分たちがやりたいと思うことができそうだ、ということでお問合せをいただきました。
何人かのフリープランナーに会った中、『この人と一緒に結婚式をつくりたい』と思ったきっかけは、【設計書】にあったそう。
「初めてお会いしたときから、『こんな案を考えてきました』と、プレゼンしてくれる。そんなプランナーさんは他にはいらっしゃいませんでした。
私たちが求めていたのは、『なにができるか』ではなく、『どうしたらできるか』だったので、いろいろなアドバイスやアイディアのスパイスをもらえるということがなにより重要でした」と語るおふたり。
自宅も結婚式も、ふたりの人生で大切なことはプロと話し合いを重ねながら自分たちの想い描くものを表現したいと考えるおふたりにとって、慣習や常識をしっかり踏まえながらもそれにとらわれない自由な発想ができる人とつくりあげるということは非常に重要なことでした。
その後、何度も検討を重ねた結果、自宅での結婚式という当初の計画から、大勢のゲストを招きレストランを貸し切って二部制のパーティーを行うことに決まります。
当日は「融合」というテーマのもと、シンボルツリーを中心とした【町をつくる】というコンセプトをたて、ペーパーアイテムから会場装飾まで、既製品は使用せず、おふたりとイメージをすりあわせながらすべて手作り。
5つの空間にわけた会場ではそれぞれの空間に名称をつけて町を表現し、会場入口にタウンマップを用意してゲストを誘導するなど、おふたりの想い描く空間をゲストと共有できるよう、そしてなによりゲストに楽しんでもらえるよう、ストーリーを考えて徹底的につくりこみました。
また、結婚式の1ヶ月程前にはプランナー、デコレーター、ヘアメイク、フローリスト、カメラマン、司会者、音響と、結婚式に携わるスタッフが勢揃いし、おふたりとともに「キックオフ」と称したミーティングを行うという初めての試みもありました。
プランナーとだけではなく、当日に関わるスタッフみなでおふたりの想いを共有した今回の結婚式。
結婚式の前日にスタッフ宛に届いた新郎様から激励のメールは次のように綴られていました。
「みなさまと出会い、話をしてモノゴトを進めていくにあたり、結婚式にたいしての考え方が全く変わりました。どうせつまらんだろうなぁとか、面倒だなぁとかの思いもありましたが、今は全く逆で、楽しくて楽しみでしょうがない気持ちです。」
「結婚式を通じて、これからの夫婦生活にとっても非常に重要なことを気づかせて頂きました」と、新郎様。
そして「当日を終え、今はプロジェクトのカットオーバーのような気持ち」とは、新婦様。
「いつの時でも真剣に向き合い、私たちを理解してくれようと努めてくださり、日までリードして頂き、感謝の一言です。
当事者でありながらプロジェクトメンバーといった感じで、“チーム”で当日を迎えられたと感じています。
お見送りの際は「このままずっと終わってほしくない!」と何度もおっしゃっていたおふたり。
結婚式後もご自宅でのBBQにご招待いただいたり、一緒にクリスマスパーティーをおこなったり、この一大プロジェクトメンバーは、結婚式が出会いのスタートとなり、この先もずっとおつきあいが続いていくことになりそうです。
ブライズメイドをもっと知ろう!
ブライズメイド、グルームズメンを
もっと知るためのスペシャルコンテンツ