以前から、「どうして皆、高いお金を掛けて同じような結婚式をするの？」と疑問があったというおふたり。
自分たちらしく、自由な結婚式がしたいとの思いから、プロにプロデュースをしてもらうオリジナルウェディングを選択されました。

お打合せを始めたのは結婚式の1年前。その当時、おふたりはまだ遠距離の真っ最中でした。
なかなお互いか思うように相談を進めることができない中、会場選びや衣装選び、その他の細かい心配事などプランナーになんでも相談できたのがとても心強かった、と新婦は当時を振り返ります。会場選びでは、お薦めの場所はもちろん、ふたりが「ここはどうだろう」と些細な思いつきで挙げた場所までも丁寧に同行してもらえたことで満足のいく会場選びが出来たと、嬉しそうに話してくれました。

会場が決まったら、本格カウンセリング。コンセプトを決めていきます。
お二人のConceptは、「マンマミーア」と「旅」をテーマに、センスよくお洒落で美味しく、遊び心のある結婚式にしよう！と決めました。

お二人の設定した舞台は、1970年代のカナダ・バンクーバー島。お二人の出会いがカナダだったこともあります。
演出構成は、装飾デザイン、生バンド、音楽、そしてペーパーアイテム等とお二人のこだわりを織り交ぜていきます。

特に当日のペーパーアイテムは、テーマの「旅」からインスピレーションをうけ、ゲストの皆さまに結婚式の記念の写真や大切なものをいれて頂ける、結婚式後もゲストが利用できるファイル型の席次表やMENU表をオリジナルでDesignをし制作。
席札も飛行機のボーディングパスのデザインで結婚式に搭乗頂いた雰囲気を席札Designに取り入れ、皆様が珍しそうに何度も見ていらっしゃったのが印象的でした。

そして、新郎様のこだわりは、音楽とお料理。
お料理は、3度の試食を重ねお料理の食べ合わせや組み合わせにこだわりオリジナルのお献立を作りました。そして、お料理と合わせて五感で楽しんで頂く音楽は、生バンドで構成。JAZZからヴァサノバ、そして、後半のダンスタイムでは、ABBAのマンマ・ミーアの曲で会場中盛り上がり大人から子供まで楽しい時間を創り上げることができました。

花嫁様のこだわりは、衣裳と会場装飾。洋書の世界を具現化したいが希望でした。
挙式の衣装は、花嫁様の成人式にお仕立てになられた振袖をリメイクし引き振袖に身を包まれての神社での挙式となりました。
おじいちゃまが神職のお仕事をされていたこともあり神社挙式をしようと決められました。
神社挙式の前には、ロケーション撮影も時間をつくり人力車で浅草の町を歩きながら写真をとりました。
お二人の特別な日を記憶に残るカタチで写真にもおさめることができました。

ドレスは、オリジナルでオーダーメイドドレスを作りました。
何度もドレスコーディネーターとプランナーと全体のバランスを考え、相談しながらお気に入りの１着が完成し、靴はJimmy Chooのシルバーの靴をご用意され本当に素敵に着こなされました。

装飾デザインでは、グリーン系からピンク、ライトパープル系のグラデーションとブドウやフルーツとインテリア雑貨を織り交ぜ、自然にさりげなくゲストに「さすがだね、素敵だね」と言われる空間を創ることを目指しました。

そして、全てこだわったものたちは、プロのカメラマンに全て想いと当日の思い出を残してもらえ本当に大満足ですと。会場、衣装、装花、音楽などの全てにおいて、テーマに沿った統一性のある結婚式をコーディネイトしてもらえたことが本当によかった、とオリジナルウェディングを選んだことに満足しているおふたり。

結婚式当日の後半の時間には、新郎様のお姉さまがあの子があんなに楽しそうに笑っている姿は子供の時以来で嬉しい。新郎のお父様がプランナーのところにかけより、当初は会場のプランナーではない人に頼むことを心配していたが、今までの人生の中で最高に楽しい結婚式で、私は本当に嬉しい。プロのウェディングプランナーにお願いして本当に大正解だった。本当にありがとうと。お父様から何度も御礼を伝えて頂きました。新郎新婦さまはもちろんですが、ご家族様にとってもゲストの皆さまにとられても、結婚式にお集まりいただいた瞬間が素晴らしい時間になることがプランナーにとっては最高の喜びとなり大切な思い出となった結婚式となりました。